|
|
|
| テレビ生活をより楽しむためのヒント |
| ◎第2回 SCARTケーブルのはなし◎ |

|
テレビ画面を毎日見ていても、テレビの裏側まで見る方はあまりなく、衛星放送のデコーダーにビデオデッキやDVDの接続が出来る方となればさらに少なくなるでしょう。それでも購入したビデオデッキやDVDを接続する必要に迫られ、ご家族のどなたかが苦労されていることと思います。今回はAV機器の接続ケーブルについてご説明します。
欧州に来てテレビやビデオデッキなどをつなげようとしてはじめて見るのが、SCARTケーブルという一見厄介な代物でしょう(写真1)。日本でよく見かける接続用ケーブルは、AVケーブルもしくはピンプラグケーブル(写真2)と呼ばれ、AV端子(ピンプラグあるいはRCA端子ともいわれる)のあるAV機器の接続に使うものですが、SCARTケーブルは、ビデオデッキ、衛星放送用のデコーダー、地上波デジタルのセットボックス、DVDなど、欧州ではほとんどの家庭用AV機器の接続で使われています。
このSCART(Syndicat des Constructeurs d'Appareils Radiorepteurs et Televiseurs)は案外スグレモノです。AV信号の入力と出力、それにビデオデッキやDVDなどAV機器に電源を入れたときに自動的に切り替えするための制御線、などがひとつの接続端子に収まっています。さらにテレビ画面を構成する3原色別に直接入力できるRGB(Red Green Blue)の接続端子もこのなかに含まれているので、デコーダーの設定をRGBにすれば、AVケーブルを使ったときよりもクリアな映像を楽しめます。またSCARTケーブルを使う場合、端子がひとつなので、INとOUTの差込を気にすることがないのも利点です。
日本から持ち込んだ海外仕様のテレビやビデオデッキのAV端子には、左右のオーディオ端子(赤と白)とビデオ端子(黄)の三つが並んでいますが、現地で入手した機器のSCARTコネクターと接続するには、(写真3)のようなケーブルが必要です。接続時にはINとOUTを取り違えないように接続してください。
こうした接続ケーブルは街の電気屋さんで販売されています。お買い求めの前に、ご家庭のテレビや機器の接続端子の形状の確認をお忘れなく。
|
|
|