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ご家庭のテレビでJSTVが見られるようになると、次は番組をビデオに録画したいということになります。忙しい海外生活で、番組の放送時間に合わせて在宅できないなど、録画して時間のあるときに視聴される方も多いことでしょう。JSTVの調査でも、9割以上のご家庭がビデオをお持ちという結果も出ています。
欧州のPAL方式のビデオでは、NTSC方式の日本から送ってもらったテープは再生できないと聞いて、日本からわざわざビデオを持ち込んだ方もおられるでしょう。しかし、すべての機種ではありませんが、製品正面にNTSC Playbackなどと書かれているPAL方式(NTSC Compatible)のビデオであれば、再生が可能です。英国でも1台100ポンド以下で性能のいいものが出回っており、日本からの無駄な引越し荷物を減らせます。しかし反対にこのビデオで録画したテープはPAL方式なので、日本に送ってもそのまま再生することは出来ません。
ビデオを手に入れたら、次は周辺機器との接続です。前々回登場したSCARTケーブルでご説明しましょう。JSTVだけの録画であれば、デコーダーの裏側のVCR(ビデオは英語でVCR-Video
Cassette Recorder)と表示があるほうのソケットとビデオの裏側のAV端子につなげるだけですので簡単です(写真1)。ポイントは、ビデオでタイマー録画設定をしたときに、選択したチャンネルがデコーダーにつながっている端子の名称(例:AV1)と同じでなくてはなりません。地上波チャンネルの録画も行う場合については、別の回であらためてご説明いたします。
JSTVを受信するデコーダーだけでなく、他の衛星放送のデコーダー、たとえばSKYのデコーダーや地上波デジタルのセットトップボックスも設置する場合、SCARTで接続すれば同じように録画できますが、どのデコーダーを中心に他の機器を接続するかによって接続も異なってくるので、混乱しないようご注意下さい。また、3台以上のデコーダーを接続している場合、録画中に画面を切り替えて他のデコーダーからの映像を見たい場合は、SCARTの切り替え器が必要となります(写真2)。
最後に、JSTVを含む欧州のテレビではよくみられることですが、生放送の定時ニュースなどを除いて、番組ガイドでご案内している放送開始時間から、当日の編成上の都合で、数秒から数分間、放送開始時間がずれたりすることがあります。見逃せない番組をビデオ録画するときには、放送予定時間帯の前後に数分程度の余裕を持たせて録画設定すると、番組の前後が切れてしまうのを防げます。
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