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第6回で詳しくご紹介した地上波デジタル放送(DTT=Digital Terrestrial Television)ですが、いよいよ本格的になってきました。今年3月31日にはついにフランスでも本格的にスタートするなど、主な欧州の国では放送が始まっています。
今回は簡単に地上波デジタル放送を受信するためのポイントをおさらいしましょう。
1. DTTの受信に必要な機器はテレビと「地上波デジタルチューナー※」だけ。
2. アンテナは普通の地上波アナログ放送のアンテナ(UHFアンテナ)を使う。これまで普通に地元の放送を受信していたアンテナケーブルを、このチューナーに付け替えるだけ。
3. 利点としては、映像がこれまでのアナログ波受信よりはるかに鮮明なこと、そして双方向性の情報サービスが利用できる。
デジタル化を進めているどこの国も、現在はアナログ波とデジタル波を併行して流しているので、同じ地上チャンネルで、どのように映りや機能が違うか、実際に比べて見ることができます。
地上波デジタルチューナーを購入する
外付けタイプではTESCOなどの大手スーパーや量販店で£50を切るタイプも販売されています。大陸でも安いものは100ユーロ以下のものがあります。値段の高いものになると、ハードディスクにテレビ番組が録画できるタイプもあります。またテレビに地上波デジタル放送受信機能が内臓されたタイプが電器店に出回るようになってきました。これだと一台で二役を兼ねるので、接続のわずらわしさがありません。なお、JSTVを受信する衛星用デコーダーとの兼用はできません。
テレビと接続する
チューナーを手に入れたら、アンテナケーブル(RF同軸ケーブル)をチューナーにつなぎ、そこからテレビへ出力します。受信開始と同時に数十の放送局を読み込みはじめ、しばらくするとリストが画面に出てきます。場所によっては電波が弱いため、UHFアンテナを良いものに取り替える必要がありますが、既存のアナログ放送がそれなりに見えていれば、デジタル波受信は可能です。室内アンテナでも同じです。
SCARTの端子がないテレビや2台目のテレビは、同軸ケーブルでつないで地上デジタル波を見ることになるので、RF出力端子のあるデコーダーを購入しましょう。格安のものなどにはこの端子がないこともあるので、ご注意下さい。
内蔵型は通常のテレビ同様にRF同軸ケーブルをつなぎこむだけですが、このうえに衛星用のデコーダーやDVD、はたまたVCRなどの周辺機器を接続する場合は、接続方法が一様ではありませんので、あせらずにじっくりマニュアルを読みましょう。
衛星放送と切り替えて視聴する
衛星用のデコーダーと地上用のチューナーを切り替えて視聴するためには、地上用の予備のSCART差込口を利用するか、テレビに2個のSCART端子が必要になってきます。VCRやDVDなどSCARTケーブルで接続する機器が多くなった場合は、SCARTケーブル切り替え器を購入する必要があります。
最後に、英国ではロンドンなどほとんどの大都市圏はデジタル放送が見られますが、カバーエリアによってはまだ見られないところもあります。英国ではFreeviewのホームページ、その他の国ではDTT関連のホームページでご確認下さい。
※チューナーは、SetTopBox(STB)とも呼ばれる。
※地上デジタル放送は、英語ではDTT、ドイツやほかの大陸の国ならDVB-T、フランスならTNT(Television Numerique
Terrestre)などの呼称が使われています。
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