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どうも最近JSTVの映りが良くない、大雪や強風でアンテナが動いてしまったようだが設置業者の手配が面 倒、とお困りの方に、ご自宅でのアンテナ調整方法をご説明します。機械に不案内な方や危険な場所での作業は、設置業者にご依頼下さい。
*視聴障害は、天候やケーブルの接続不具合、デコーダーの故障などが原因のこともあるので、アンテナに手をつける前に確認してみましょう。過去の連載や巻末のワンポイントアドバイスもご参考下さい。
ずれたアンテナを元に戻す
突然起きた視聴障害で、アンテナがずれたことが原因と考えられる場合、まずデコーダーで衛星電波の受信感度を調べましょう。テレビをつけ、デコーダーのリモコンを使ってSet
Upメニューから衛星設定画面を呼び出し、Antenna Signalの画面を選びます。Signal StrengthとSignal
Qualityの2本の表示バーと数値が表示されます(iボタンを押すと受信感度を示すSignalバーが表示されるデコーダーもあります)。
Strengthはアンテナが接続されているだけで反応するため、この数値が低くても受信できる場合があります(Strength表示がないデコーダーもあり)。そのためQualityが受信状況の目安となります。Qualityは電波が受信されないと数値がゼロになるため、これが80%以上の表示になるまで、画面
を見ながら少しずつアンテナを手で上下左右に動かして調節していきます。最初の設定位 置跡が残っていたらそれに戻すようにしましょう。下の5)6)の作業を参考下さい。最後にしっかりと固定をお忘れなく。
*アンテナそのものではなく、アンテナが向いている方向にある障害物(雪をかぶった樹木など)が原因の場合は、障害物を取り除かない限り視聴は復旧しません。
ゼロからの設置
ご自分でアンテナを設置したい場合の情報をおおまかにまとめてみました。危険な場所での取り付けや屋内アンテナの設置は専門業者にご依頼下さい。
1. まずお住まいの場所から見た衛星の位 置を知る必要があります。位置を調べるには、www.satsig.net/ssazelm.htmが便利です。たとえば、ロンドンではJSTVの電波を放送しているHotbird衛星の方位
角は、磁北の167度東、仰角は30度となります。LNBの傾きを決めるチルト角も-10度と表示されます。
2. つまり、ロンドンから見た衛星の位 置は、真南に向かってやや左側の方角とお考え下さい。方位磁石を用意し、大体の方角の目安をつけましょう。ご家庭でこの方角の空に向けてお皿を設置できなければ、受信はできません。さらにアンテナを向ける空の方角に視界をさえぎるものがないかお確かめ下さい。
*方位磁石は周りの磁場の影響を受けて針がぶれやすいため、電気製品、アンテナ、鉄などから離れたところで計測下さい。
3. 次にアンテナを設置したい場所に目印を置きます。それから方位 磁石を持って、その場所から真南に向かって進み、10メートル以上(可能な限り)離れて立ちます。ロンドンだと立ち止まった位
置から13度東に針が振れたところ、つまり磁北の167度東の方向を確認し、その方角を指し示すように足元にも目印を置きます。
4. アンテナ設置予定場所に戻り、アンテナの前面 を3)で確認した目印がお皿の中央に合うように左右(水平)方向を合わせ、仮止めします。お皿を上下方向にゆっくり動かし(仰角調整。この場合は30度前後)、前段で述べたデコーダーのSet
UpメニューからQuality表示バーが80%を越える位置を探します。表示バーが振れない場合は仰角を30度のところで仮止めし、左右(水平)方向に10度前後回して振れるところを探します。それでも見つからなければ仰角を少し変えて仮止めし、また左右方向に振って探します。
5. この作業を繰り返して表示バーが振れるところを探します。表示バーが振れ始める位 置と振れ終わる位置にはいくらかの「幅」があります。その中間点に合わせるようにして仮止めします。表示バーの振れは最大点が明確ではないのでピークで合わせることができません。また手元の動きから2秒くらい遅れて表示バーが振れるため、極力ゆっくり動かしましょう。
6. 4~5を繰り返して、最終的に固定します。あまり強く締めるとパイプが変形しますが、風などで動かないようしっかり留めます。締め付けるうちにずれることもありますので、各ボルトを均等に締めていきましょう。
7. アンテナ正面に立ち、LNBを時計方向に10度ほど傾けます(チルト角調整)
最後にアンテナに触れて、ぐらつかないか、受信感度に変化がないかを確認しましょう。
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